「俞大維記念館」はグレーのブロックと緑の瓦屋根が上品な外観で、周囲の緑陰に泰然と佇んでいます。館内に足を踏み入れ、先ず迎えてくれるのは俞大維氏の半身像です。像の両脇にある「経文緯武奇男子」「特立独行大丈夫」との対聯はその性格を明確に表現しており、「文武両道」の逸材でした。

俞大維氏は「八二三砲戦」の際には、系統的に軍隊を指揮したばかりか、将兵と共に前線で戦い、生前多くの人々の尊敬を集めました。館内では俞大維氏の日常生活と戦争中の貢献を展示する他、さまざまな勲章も展示されています。中でも最も目を引くのは「免死金牌」と称される「青天白日勲章」でしょう!

「俞大維記念館」と「八二三戦史館」、「榕園」、「慰廬」はすぐ近く。「俞大維記念館」を見学後これらまで足を伸ばせば、海峡両岸戦闘時期の金門の位置付けとその変遷を理解できるでしょう。
