お土産に最適の特産品

金門特有の名産品
今日の金門には戦時の緊張感はすでにありませんが、戦地ならではの風俗や「砲弾」が残っており、それが「砲弾鋼刀」という特産品にも生かされています。貢糖、コウリャン酒は金門名産として知らぬ人はいないほど有名ですが、ほかにも条根、牛肉乾、点心索仔股等、地元の特色を備え、歷史も古い物産がたくさんあります。

貢糖
かつて金門島民は朝貢のため、地元で盛んに生産されていた落花生に麦芽糖を加え、手で「摃(たたき)」し、サクサクした口当たりの「花生酥(ピーナッツキャンディー)」を作り出したため、「摃糖」と呼ばれるようになったと伝わります。金門貢糖はさっぱりとした味わいで、口溶けがよく、ゴマ、豚足、竹葉等多くの種類があります。金門を代表するお土産です。

砲弾鋼刀
戦時に中国から打ち込まれた砲弾を原料に、鍛冶作業を根気よく繰り返し作られたのが砲弾鋼刀です。最もユニークで、かつての戦地風情を最もよく表している名産品と言えるでしょう。砲弾は金門各地から掘り出されますが、砲弾一個から約60丁の包丁が作れるということです。耐用性が高く切れ味も鋭いことから、大変な評判を誇ります!

コウリャン酒
条件がコウリャン酒の醸造に適している金門では、透き通って香りが強く、口に入れると自然な甘みが感じられる良質のコウリャン酒が作られています。地下で五年熟成されたコウリャン酒は、さらに香りが濃厚でまろやか。病みつきになる味わいです。

一条根
一条根は金門原産の特殊な豆科植物です。血行を促進し、打撲や外傷に効果があるため、疼痛を和らげる軟膏、湿布などが金門で開発され、「金門の高麗人参」とも呼ばれています。

牛肉乾(ビーフジャーキー)
新鮮な牛肉を独自の配合で調味し焼き上げた牛肉乾は馥郁とした香りとしっかりした噛み応えがあります。たれと肉汁のしっとり感も残り、パサパサしていないため、酒のおつまみにおやつにぴったりです。

金門麺線
人の手で揉み、捏ね、伸ばす等の過程を経て作られます。金門の清らかな水を用い、海風と強い陽射しで自然乾燥させるため、コシが強く、煮てもくたっとしません。また製造工程で塩を加えないため健康的で、安心して食べられます。

小金門タロイモ
小金門産のタロイモはふわふわと軟らかい食感となめらかな口どけが特徴で、台湾産のタロイモとは違った独特の香りがあります。タロイモ版大学芋、サクサク千切りタロイモ、タロイモアイス等に加工され、人々に愛されています!

閩南式焼餅(シャオビン)
焼きたての閩南式焼餅は、パイ皮がゴマとラードの香りを放ち、ネギと豚のもも肉で作られた具が最高のコンビネーションです。塩味の焼餅だけでなく、麦芽糖を包んだ甘い焼餅もぜひお試しください。

索仔股(麻花)
麻花は金門では索仔股と呼ばれています。小麦粉を捏ねて棒状に伸ばした後、縄のように交錯させ、油で黄金色に揚げます。ニンニク入りのシロップをまとわせれば、フランスパンで作るガーリックトーストにも似た食感で、金門伝統のおやつです。

風獅爺記念品
金門の守護神「風獅爺」をモチーフにしたオリジナルグッズです。どの風獅爺も生き生きした表情で、愉快でオリジナリティにあふれた姿をしており、風獅爺の魅力を余すところなく表現しています。